ナンパ遠征記⑤~君の名は~

モデルJDをゲットし損ねた私は、休憩を挟みつつ
HさんやYuさんともちょくちょく合流しつつ、ナンパを続ける。

しかし、先ほどの失敗を引きずっているのか、
オープンはあるもののなかなか連れ出しには至らない。

1人、美人OLからエルゲをしたものの、どうも繋がる感じがしない 苦笑

Hさん・Yuさんと食事をとったあとも、繁華街・公園など場所を変えてナンパを続けるも
なかなかうまくいかない。

時間はすでに23時を回っている。
また、昨日のように終電を逃した子を狙うか?

そんなことを考えているときに、デパートから私好みの女性が現れた。

 

すかさず、声をかける

 

もう帰るん?
はい、バイト終ったので帰るんです

 

今日もお疲れさまです。ムカつくよな、あいつ
なんの話ですか 笑

 

いやー、職場のあいつムカつくじゃないっすか。パワハラすごいし
いやいや、みんないい人たちですよ~笑

 

どうやら、彼女はバイト帰り・彼氏もちの女子大生だという。
(今回の地方遠征では、なぜか女子大生が多かった。。。)
私は「友達と会いに来たんだが、友達が来れなくなって少し時間をもてあましている
といういつもの設定で時間限定で連れ出した。

 

彼女は少し困惑しているような感じだったが、
着いてきてくれた。

 

私はさりげなく、自分の宿からほど近い居酒屋に入った。
目的はもちろん、自分の宿に連れ込むためだ。

カウンターで顔を合わせると、やはり私のタイプだ。

 

コレは、何としてもゲットしたいではないか!

 

そんななか、月に10ゲットしたブラザーのYuさんから聞いた内容を思い出す。

 

「ゲットできるときって、共通の感覚があるんです。
自分の心と女性の心が繋がる感覚が。
シンクロするような感覚と言えばいいのかな」

 

私のわずかな成功体験を思い返しても、これは分かる気がする。
ゲットできるときは、女性からサインが出ているのだ。
そのサインを逃さずに、キチンとシュートを撃てばゲットは出来るのだ。

 

私は女性からサインを引き出し、女性と自分の心がつながり、
シンクロすることをイメージして会話をすすめる

………

 

 

ぜんっぜん、心が繋がらん!
シンクロ率0%や!!

 

彼女の警戒心は高いままだ。
彼氏の話を聞いても、ノロケばかりでグチはなにも出ない。
過去の話を聞いても、あまり深い話は出てこない。
私の話をしても、あまり興味が無さそう。

…なんで、ついてきてくれたんだろ?笑

 

1時間もしないうちに、彼女は電車がなくなるから帰ると言い出した。
私は、もうダメ元でもう少しと打診したが

「…ゴメン、帰るね。期待に応えれずゴメン」

 

その一言を残し、彼女は去っていった。
彼女は、私のドタキャン設定を信じ込み、同情で付き合ってくれてたのだろうか。
それとも、チャンスはあったのだが単純に私の実力不足だったのだろうか。

いずれにせよ、ナンパしたコに「ゴメン」と言わせるのはナンパ師失格だ

ナンパ師たるもの、おもてなし・エンターテイメント魂をもって
女性から「声をかけてくれてありがとう」と言われる時こそが、ナンパ師冥利に尽きる瞬間である。

 

しかしまあ、可愛い子だった。性格も良かった。
彼氏が羨ましいくらいだ。

私はゲットできなかった悔しさよりも、彼女を楽しませることも出来ずに
そんなことを言わせたことで、申し訳ない気持になってしまい宿に帰った。

 

…そういえば、あの子の名前はなんて言うんだろう?
久しぶりに全く会話がうまくいかずに名前を聞くことも忘れていた

 

■遠征2日目の記録
33声掛け2連れ出し1エルゲ

 

続く

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