ナンパ遠征紀②ー⑤~ついに訪れた「その時」&ありがとう~

ナンパというのは不思議なものだ。
100声掛けしても何も成果が出ない日もあれば
1声掛けでロマンスに至ることもある。

3泊して朝から晩まで声をかけまくっても、139声掛けしても0ロマンスということもある。

成果(ロマンス)という観点で見れば、ナンパは0か100しかない。
もちろん、エルゲや連れ出しで後日ロマンスということもあるのだが、
ロマンスできるかできないかという観点で見れば0か100しかない。

 

私は前回の遠征では気合を入れまくって臨んだが、突き付けられた現実は0だった。
そう、ゼロロマンス=結果はゼロだった。

 


ブラザーたちと食事をしていていると、
やはりみんな気合が入っている

 

いやー、ここ(遠征地)はかわいい子多いね
しかも、声がけした時の反応もめちゃくちゃいいよね!

 

ブラザーに共通しているのは、遠征地で必ずやロマンスをしようという希望に満ち溢れていることだ。
それは、当然のことだ。
みんな、普段の生活を送りながら時間とお金をかけて、この遠征地に来ている。

 

それであれば、ロマンスをしたいと思うのは当然のことだ。
しかし、私は過去に同じ心意気を持ち込みながらも、ロマンスを出来なかったという負い目がある。
しかし、その負い目の中でも私は一つの想いがあった。

 

この悔しい経験がいつか、自分の財産になるはずだと。

 

夕食のさなか、隣にいたブラザーのTつさんは、早速この後に声掛けした後JDとアポがあるという。

 

私も負けてはいられない。

 

ブラザーとの楽しい夕食のあと、私はまた街に繰り出して声掛けを行った。
ちょくちょく反応はあるものの、連れ出しに至ることはない。

 

だから何だ?
連れ出しできないのであれば、連れ出せるまで声をかけるしかない。

 

そんなこんなで、夜の23時くらいだろうか。
その時は、突然訪れた。

 

ふと見ると、赤いニットの上に程よく膨らんだ胸。
私は、顔も見ずにその子に声をかけた(●っぱい大好きなYです)

 

もう、帰るん?
いやー、友達を呼び出してるんだけど来なくってさ

 

 

薄情な友達やな!あいつ、昔っからあーいうとこあるよな~
いや、あなた知らないでしょ 笑

 

いやいや、俺はあいつのこと前世から知ってるし!
俺も実は、友達が来なくってさ(もちろんウソ)

ふーん、そうなんだ 笑

 

というわけで、とりあえず飲みに行こうっか!
えー、まあいいけどさ 笑

 

こんな雑な会話で、連れ出した。
しかし、私はこのとき彼女の表情を見ていて確信していた。

 

この子は食いつきがあることを。

 

これはナンパ師にしか分からないことだが、ファーストインプレッションで女性が食いついている
(ミスをしないかぎり、ロマンスが確定している状態)というのは起こりうるのだ。

 

私は宿の近くのお店に女性を連れ出した。
過去の恋愛話などから、女性の心を引き出していく。

すると、出るわ出るわ。
元カレの話。
元々カレの話。

 

さらには、自分は求められれば応じるということまで言うではないか。

 

私は行動に出た。

 

つか、行こうか。

 

そして、私は彼女を自分の宿に連れ込んだ。

 

そして、彼女を抱いた

 

夜中の2時ごろだったろうか。
グループLINEでロマンス報告をしたところ、続々とブラザーからおめでとうLINEが来る。
ありがたいものだ。

こうして、私はかねてからの想いを結実した。
そして、前回のリベンジを果たしたのだった。
ついに、私が思い描いていた「その時は」現実のものとなったのだった。

かねてからの想いを現実にできたのは、決して私一人の力ではない。
佐藤さんの力、前の遠征から同行してくれていたYuさん・Haさん、そして今回一緒に参加してくれたブラザーが後押してくれたからだ。

 

彼女を抱いた後。

 

私はそこからもちょくちょく、ナンパをしたものの次のロマンスはなかった。
それよりもブラザーと座禅に行ったり、サザエ丼を食べるといった観光モードに没頭してしまった。

 

そう、私は1人とロマンスしたことで満足してしまったのだ。

 

もちろん、真のナンパ師を目指すのであれば、ここで満足するべきではない。
しかし、当時の私はここで満足したのだった。

 


 

私は、前回の遠征の時に最後に思った言葉

 

ありがとうだった

 

そして、今回も最後に思う言葉はやはり

ありがとうしかない。

 

前回に続き、時間をとってくれたYuさん。
同じく前回に続き、時間を取ってくれただけでなくブラザーとの懇親会やアテンドをしてくれたHaさん。
※座禅会イベントににまさかの寝坊をしたのも、今では良き思い出です
今回の講習を企画いただき、いつもアドバイスをくれる佐藤さん。
いつも同じ志を持って励ましあってくれる、ブラザーたち。

 

そして、今回自分とロマンスをしてくれた彼女。

 

全ての人に言える言葉は、ありがとうという一言に尽きる。

みんな、ありがとう。

 

こうして、わたしのリベンジ遠征は幕を閉じたのだった。

 

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