ナンパ遠征記 最終章~ありがとう~

遠征もついに最終日を迎えた。3日間で4連れ出しするも、ゲットは0。
やはり、なんとしてもゲットはしたいところだ。

とはいえ、最終日は時間の制約が厳しい。
夕方には空港に向かわないといけない。
しかし、ナンパに限らず制約のなかでこそ知恵を絞って成果を出すことが挑戦というものだ。

そもそも私の年齢(アラフォー)でナンパをしていて、ナンパをするためだけに
わざわざ飛行機でこの遠征地へ来てる事自体が大きな挑戦だし、世間一般から見ればクレイジーだ。

 

私がとる選択肢は挑戦しかないのだ

 

とはいえ、昨日の惨敗は振り返ったほうがいい。
実は1日前に帰ったブラザーのHさんから、こんなことを言われていた

 

Yさん(私のこと)、昨日は表情がお疲れモードでしたよ

 

自覚症状が全くなかったのだが、昨日の私は疲労が顔に出ていたらしい。
ナンパで女性が見せる反応は、自分の鑑といって間違いない。

そう、昨日のガンしかの嵐にはやはり理由があったのだ。
私のなかに疲労の表情が出ていた。女性からすれば

 

この人にナンパされても嬉しくない
この人についていってもつまらなさそう

 

と言う感情を女性に抱かせてていたのだ。

なんてことはない。
昨日のガンシカラッシュは起こるべくして起きていたのだ。

であれば、空元気でもいいので陽のオーラを出していこう
そう思い、私は遠征の最後の声がけに挑んだ。
心に留めていたのは

・胸を張って堂々と声をかける
・声量は少しでも大きめに
・ハッタリでも良いので少しでも陽のオーラを出す

以上を気をつけて声をかける。
すると、オープン率(シカトせずに会話が成立する状態)が非常に高いではないか

 

しかしながら、なかなか連れ出しなどには至らない。
私は今日には地元へ帰らなくてはいけない。
夕方には今回の遠征で色々アテンドしてくれたブラザーのYuさんとご飯に行くので、
残された時間は気づいたら1時間ほどになっていた。

 

そんな中、1人の小柄な女性が目に入った。
リュックサックにストラップのようなものをつけている。

 

 

すかさず声をかける

 

 

もう帰るんすか?てか、そのリュックにつけてるのは自分で作ったんすか?
(笑顔で)違いますよー。これは、●●で買ったものなんです

 

そうなんだ?俺はてっきり北朝鮮から密輸したもんだと思ったわ!
違いますよー笑 どんなんですか

 

きました、久々のファーストスマイル!

※注
ファーストスマイルとは、声をかけた瞬間から女性が笑顔で受け答えてくれる状態の事を言う。
別名、1兆ドルのスマイルとも言う。
ただし、ナンパ用語でもなんでもなく私が1人で勝手に使っているだけの用語である。

 

どうやら、彼女は仕事帰りのハタチの女性だと言う。
そのあとガチの用事があるというので、私も時間の制限があったので時間限定でカフェ連れ出し。
それにしても、今回の遠征では最後の最後まで若いコだった。

 

カフェに連れ出すと、短い時間ながらも
彼女は過去の恋愛のこと・仕事のこと・学生時代にのめりこんでいた
旅行のことなどを実に楽しそうに語っていた。

この子は、なんだか陽のオーラがあるコだ。
いっしょにいるだけで、なんか楽しい気持になる、
きっと、友達も多いのではないか。
彼女の友達は、きっと彼女には色々相談をしているのではないか。

私にも彼女にも時間の制限がある。
今日、私が彼女を抱くことは不可能だ。

 

しかし、それでも良い。
こんなに楽しい時間を過ごせているのだから。

 

 

結局、あっという間に時間が来てしまい彼女とはライン交換をしてバイバイ。
その後、私はYuさんと合流して食事を一緒にした。

Yuさんにはこの4日間、とてもお世話になったしかなりの時間を割いてもらった。
彼も色々考えることがあり、近い将来ナンパは一区切りするかもしれないと語っていた。
しかし、私は駄々をこねて

Yuさんのブログに励まされている人はたくさんいますよ。
僕もそのうちの1人です。
できれば、ナンパは辞めないでくださいね。

 

 

と最後までわがままを言ってしまった。
我ながら、無茶なことを言うもんです。

空港に向かう地下鉄駅までYuさんに送っていただく。
Yuさんは見えなくなるまで、手をふってくれていた。
やはり、ナンパで結果を出す人は同姓に対する接し方にも愛がある

なお、私は親友である某ブラザーに「Yさんは愛が無い!」と叱られた経験あり、猛省中。

 

 

帰りの飛行機で地元についたとき、さっきのコからLINEが来た

 

何人も人が居る中、私に声をかけてくれてありがとう!
仕事終わってから、コーヒー飲みたかったので、嬉しかったです!
日にちが合えば、また会いましょう!

 

彼女は、本当にコーヒーが飲みたかっただけかもしれない。
こう言ってくれているが、もう会う機会はないかもしれない。
それでも、やはり最後にこのコに声をかけて良かった。

ありがとうと言ってもらえたからだ。

やはり、ありがとうは魔法の言葉だ。

以前にも書いたが、ナンパ師たるもの声をかけた女性から
声をかけてくれてありがとう」と言ってもらえることが最大の喜びであるべきだ。

 

月に30人抱いていても、女性から恨みを買ったり、女性に男性不信にさせてしまうようなナンパ師はクソ過ぎる。
月に3人抱いていて、女性からありがとうと言ってもらえるナンパ師のほうが遥かにカッコいい。

ナンパに限らず、仕事でもプライベートでも
1人でも多くの人からありがとうと言ってもらえる男になりたいものだ。
簡単な道のりではないが、だからこそ挑戦のし甲斐があるのだろう。

 

遠征中、たくさんの時間を共に過ごしてくれたブラザーのYuさん・Hさん、ありがとう。
遠征中、私と絡んでくれた全ての女性へ、ありがとう。

 

ナンパ遠征の4日間はとても濃密だったし、楽しかった。
ただ、それでも正直な感情を一言で言うと

 

やはりゲットをしたかった

 

ということになる。しかし、それは仕方が無い。
まだ、現時点でゲットする実力がなかったというだけの話しだ。

この遠征で得た経験を地元で持ち帰り、また新たなスタートを切ればよい。
そして、再びこの地を訪れるときがあれば、今度こそはゲットできるような実力を蓄えておこう。

こうして、私の遠征は幕を閉じた。

 

■遠征4日目の記録
22声掛け1連れ出し0エルゲ

■遠征の全記録
139声掛け5連れ出し2エルゲ0ゲット

 

ナンパ遠征記~終了~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です