ナンパ遠征紀②ー②~闘志なきものは去れ~

私は3か月ぶりにナンパ遠征地に降り立った。

あぁ、全てが懐かしい。。。。

空港の風景、
電車の臭い、
そして思い出がつまった宿(今回も前回と同じ宿に泊まったのです)

 

前回の遠征では初めて降り立った場所だった。
しかし、人間というものは不思議なもので一度でも降り立った場所で、そこで記憶に残る経験をすれば往々にして愛着を感じるものだ(私だけか?)

前回は「やってきた」遠征だったが、
今回は「戻ってきた」遠征である。

では、何のために戻ってきたのか?
それは、前回達成できなかった「遠征地の女性を抱く」という目的を今回こそは達成するためである。

 

そう、前回達成できなかった目標を達成するためのリベンジのためである

 

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遠征地に着いた私は、荷物を置いた後にさっそくナンパに出ることにした。
夕方に前回もお世話になったブラザーのYuさんと食事をとることになっていたが、
約束の時間まではまだ余裕がある。

時間があるのであれば、ナンパをするのがナンパ遠征だ。

ナンパスポットに繰り出すと私は再度、3ヵ月前の記憶がフラッシュバックした。

 

あぁ、ここでガンシカされたなあ。。。
あぁ、ここであのJDをカフェへ連れ出したなあ。。。
あぁ、ここであのJDをカラオケへ連れ出したなあ。。。

 

そんな感情に浸りながらも、彼女たちはすでに私の目の前にはいない。
私は感情に浸りに来たわけではない。

ナンパ師の使命はただ1つ。
目の前の女性に対して、全力を尽くすことである。

 

さっそく、声をかけようと思ったそのときだった。
最初の1人目で好反応を得ることに成功した。

 

もう帰るんすか?
あ、はい。
家帰る前にこれからちょっと時間潰そうかと思って

 

時間を潰そうとしている。。。

ナンパというのは、目の前に女性の都合が全く知らない状態で声をかける行為である。

その女性は、5分後に約束をしているかもしれない。
すでに、約束の時間に遅れて急いでいる状態かもしれない。
モロに仕事中かもしれない。
これから彼氏の家に行く途中かもしれない。
昨日、悲しいことがあって男性不信になっているかもしれない。

 

上記のような理由で、声をかけてもすぐに女の子が立ち去るなんてことはザラだ。
いや、そっちの方が多いくらいだ。

そういえば、前回の遠征でも似たようなことがあった
その子もご丁寧にこれから時間があると私に伝えてくれた。

カラオケに連れ出すも、中途半端なペッティングで終わった子だ。
前回の遠征でも一番悔しい思い出である。

 

私の目の前には、またしてもご丁寧にも「これから時間を潰す=今時間がある」と言ってくれている女性がいる。
こんなことを言われて闘志が湧かないのであれば、ナンパなんて今すぐ止めたほうがいい。

 

奇遇だね!俺も時間を潰したくて潰したくて死にそうだったんすよ!
なんですかそれ 笑

なので、コーヒーでも飲みながら時間をぺったんこに潰しに行こうよ
そうですねー、いいですよ。

 

こんな会話で、あっさり連れ出し成功。
私の遠征地でのリベンジ第一章はあっさり連れ出しに至ることとなった。

 

続く

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