ナンパ遠征記 エピローグ~ナンパの光と影②~

※前回記事はこちらから

 

散髪後、何人か声かけをする。

 

 

相変わらず極端にガンシカが少ない

 

 

今日はなんか調子がよいな?
ひょっとして、ゲットできるかも?
いや、そんなに甘くは無いだろう。
だって、俺は遠征地で3泊してても0ゲットだったんだから

 

そんなことを考えてたとき、目の前にスレンダーで高身長な女性が歩いてるのが目に入った。

 

すかさず声をかける

 

もう帰るんすか?
いえ、これからラーメン食べにいくんです

マジっすか?でも、ラーメンはお姉さんに食べられたくないと思ってますよ
なんですかそれ 笑

なので、僕とご飯行きましょう!
えー。まあ、いいですけど 笑

 

かなり端折ってるが、こんな雑な会話であっさり連れ出し成立。

話したところによると、彼女は21歳のOL。
彼氏もちだが、一人で買い物に来ていてこれからラーメンを食べに行くと言う

 

じゃあ、ラーメンよりも少しのみに行きましょうよ
飲みですかー。まあ、いいですけど

 

と、女性からあっさりOKが出る

 

そして、行きつけのバーに入る。

 

…が、ここで想定外のことが発生。
いつ行っても入れる店が、満員で入れなかった。

 

そして、この想定外のこと
私に想定外の幸運をもたらすこととなった

 

 

いきつけの店が入れなかったことで、女性に個室のカラオケに行くことを打診。
すると、あっさりOKが出る。

 

カラオケの個室に入る。
女性の隣に座る。
割と女性との距離は近い。
それでも女性は何も言わず、その距離を受け入れている。

 

このとき、私は1つの仮説が頭をよぎった。

 

 

この女性はユルいのではないか?

 

 

その仮説を検証するべく、女性にギラついていく。

 

マッサージと称してボディータッチを徐々にしていく。
…抵抗なし。

徐々に胸を触る。
…抵抗なし。

クビにキスをする。
…抵抗なし。

 

まさかの即ゲットか?
遠征地で4日間頑張って0ゲットだったのに、
1時間足らずで即ゲット?

 

その思いが徐々に確信に変わっていった。
しかし、私は前述の通り「そんなうまくわけがないだろう」と言う思いがあった。

 

なんせ、私は遠征地で4日間ほぼぶっつづけでナンパをしても0ゲットだったのだ。
それが、短時間でゲットできるわけがない。

あれだけ頑張ったけど、ウマくいかなかった。
そんなにすぐにウマくいくわけがない

 

そう思うのが自然な人間心理というものだ。

 

…しかし、そんな思い込みは簡単に崩れ去っていった。

 

 

気づいたら、私はあっけなく女性を抱いていた。
そう。遠征での苦労はなんだったんだろうと思うほどあっけなくだ。

 

女性と解散したあと、私は不思議な思いに駆られていた。

 

女性を抱けた。それは、やはり満足だ。
それと同時に、少々の困惑を抱いていた。
あれだけ遠征地で頑張って女性を抱けなかったに、地元で1時間ばかりの活動でこんなにあっさり抱けるのかという現実に対してだ。
ナンパの光と影を改めて思い知った。

 

…私は、知らず知らずのうちにナンパ遠征で成長をしていたのだろうか?

 

 

いや、そうではない。
たかだか、4日間の活動で大きな成長を出来るのであれば
人生に苦労なんてありはしない。

 

 

抱いた彼女は、その日はたまたま彼氏とうまく行ってなかったか、
何かの原因でストレスが溜まっていて情緒不安定だった。
そんなとこだろう。

 

しかし、それでもその時私がナンパをしていなければ彼女を抱くことはなかった。
これは、少しだけ自分を褒めてもいいところだろう。

ゲットした後の私に起こった現実に目を向けてみよう。

例えば、同じ日にブラザーと一緒にナンパをして、ブラザーが即ゲット(あるいは準ゲット)ということが、何回もあった。

同じ日にナンパをしていて、自分は坊主の一方でブラザーがゲットする。
これほど、分かりやすい白黒の差は無いだろう。

 

これは、実力の差かもしれない。
しかし、ナンパというのは運で作用する面も否定できない。

 

私は、遠征地では0ゲットだった。
それなりの努力はしていたが、ゲットできなかった原因は実力のなさ+ちょっとの運の無さだったと今は思う。

 

その一方で今回のゲットは、たまたま運が向いたゲット(ナンパの神様が微笑んでくれたゲット)だったという実感だ。

 

ナンパほど結果が分かりやすい勝負も少ないかもしれない。

 

何時間活動しようと
いかに気合を入れていようと
どんなに情熱を抱いていようと

突き出される結果は、女性を抱けるか抱けないかという
2択しかないのだ

 

何はともあれ、私は「4日間で0ゲット」というナンパの闇を経験した後に、
「1時間で即ゲット」というナンパの光を見ることとなった。

 

しかし、だからと言って特に浮かれるわけでもない。
遠征で失敗したけど、そこで成長をしてこんな成功をしたんだぜ!」という失敗談を美談にしたいだけでもない。
もちろん、謙遜したいわけでもない。

 

 

確実にあるのはただ1つ。

厳然たる時の流れだけだ。

 

 

 

時間は誰に対しても公平な物であり、ぼーっとしていればドンドン過ぎていく。
こんなことで一喜一憂してる暇があるなら、またナンパに行くべきだ。
そうすれば、またナンパの神様が微笑んでくれるかもしれない。

 

いや、目指すべきはそこではないだろう。

 

神様なんかに頼らなくても
自分の実力で女性を抱ける実力を得ることを目指すべきだ。


人生という神様に与えられた時間は有限なのだから。

 

 

※前回記事はこちらから
※ナンパ遠征記はこちらから

 

 

続く

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